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欧州中銀総裁にラガルド氏 欧州委員長も初の女性 [今日の日経記事から]

欧州連合(EU)は2日ブリュッセルで開いた臨時首脳会議で、欧州中央銀行(ECB)総裁にフランスのクリスティーヌ・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事、EUトップの欧州委員長にドイツのウルズラ・フォンデアライエン国防相を指名した。2019年秋に正式に就任すれば、いずれも女性初のトップとなる。駆け引きを繰り返してきた独仏が有力ポストを分け合った格好だが、欧州委員長の決定に必要な議会の承認には不透明な面も残る。

6月30日夜から3日間続いたマラソン協議の末、欧州トップ人事がようやく決着したのは2日夜(日本時間3日未明)だった。難航の末の決着だったが、マクロン仏大統領は「能力、経験、バランスの面で言うことはない陣容だ」と称賛した。

ドラギECB総裁、ユンケル欧州委員長はそれぞれ10月末に退任する。11月末に任期を終えるトゥスクEU大統領の後任にはベルギーのシャルル・ミシェル首相、EUの外相にあたる外交安全保障上級代表にはスペインのジョセップ・ボレル外相を選んだ。


議論が行き詰まるなか、2人の女性トップという大胆な提案で事態を打開したのが、マクロン氏だった。ECB総裁に指名されたラガルド氏は中央銀行での経験は乏しいが、元仏財政相でIMF専務理事として欧州債務危機に対応した。債務危機をともに乗り越えたメルケル独首相との関係も良好とされる。

ECB総裁にはタカ派(金融引き締め派)のワイトマン独連銀総裁も候補に挙がっていたため、ドラギ現総裁の緩和路線が修正されかねないとの懸念が高まっていた。ラガルド氏の方針は不透明だが、金融緩和を支持してきたフランス出身の総裁が誕生することで、金融市場にはひとまず安心感が広がりそうだ。


世界経済の不透明感が強まるなか、ECBは追加の金融緩和を視野に入れている。ラガルド氏は限られた緩和手段でどう経済を立て直すかという難しいかじ取りが託されることになる。


欧州委員長には中道右派の有力女性政治家で、ポスト・メルケルにも名前が挙がったフォンデアライエン独国防相を選んだ。ドイツ人トップが実現すれば、1967年に退任したハルシュタイン欧州経済共同体(EEC)初代委員長以来となる。


だが、仏独主導の人事には危うさもある。欧州議会の第2会派、中道左派グループはフォンデアライエン氏の委員長起用に猛反発している。首脳会議での投票でも、メルケル首相は連立相手であるドイツ社会民主党の反対を理由に棄権に回らざるを得なかった。


欧州委員長は欧州議会選挙で勝利した会派の候補(筆頭候補)から起用するというルールがある。このルールを無視して選んだ候補に賛成票を投じるわけにはいかないという理屈だ。


欧州議会は7月半ばにもフォンデアライエン氏の委員長承認を採決するが、中道左派グループが反対すれば議会の過半数の確保は難しい。最終的に承認を得られるかどうかは、なお流動的だ。

【所感】
 世界の混迷は落ち着くのだろうか?


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今日の一言その3613 [今日の一言]

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